2012年6月アーカイブ

WWE NO WAY OUT 2012(ノー・ウェイ・アウト2012)プチ感想です。このブログのWWEの記事は毎回PRの記事よりもたくさんの方に読んでいただけるのですが、僕のまわりのリアル友人たちにはいまひとつ不評です。やっぱり長過ぎますかね。今回こそ短めで行きましょう。どうなるかわかりませんが。

今回のNO WAY OUT2012は年間のPPVシリーズの中でいまひとつ位置づけがはっきりしないPPVですね。メインの金網戦でシナが勝てばローリナイティスが解雇、ビッグショーが勝てばシナが解雇ということなのですが、まあ実際には大ヒットキャラのローリナイティスがすんなり解雇されるわけもないでしょうし、シナについても言わずもがな。
これはこれとして試合を楽しむというのが正しい視聴の仕方なのでしょうね。

と、長くなりそうな雰囲気まんまんですね。巻きで行きましょう。

オープニングコンテストは世界王座戦。王者シェイマスの相手はドクターストップのアルベルトデルリオに代わり、急遽登板のジグラー。
見どころはやっぱり、ジグラーがどれだけ派手にシェイマスに殴られるか、だったのではないでしょうか。
が、その期待に反して、ジグラー、いつもより控えめです。状態が悪いのかな。
シェイマスが攻めに攻めて、ジグラーが受けに受ける、という展開こそ期待通りなのですが、ジグラーの受けが今ひとつ乗り切らない。もっとも、その分最後のブローグキックの大受けの気持ちよさが光るのですが、ひょっとしてこれを光らせるために試合中はあえてセーブしてたのかな、とも思いました。
実際、ジグラーがブローグキックをスコーンと受けて首を曲げながらマットに落ちていく所は今PPV最高の気持ち良い見せ場だったのですが。
そんなわけでジグラーは控えめだったのですが、今のシェイマスはそんなことお構いなしにのってますね。適当に暴れるだけでキャラ作れてます。そんな中にも関節技をやってみたり、2回目のDDTの受けみたいなのをやってみたり、余裕すら感じられます。こりゃ日本に来るのが楽しみだ。

2試合目はサンティーノvsリカルドでしたが、これ、多分アルベルトが休んでしまってあいた枠なんでしょうね。
はずしちゃいましたね。観客の反応も厳しかったです。
ランディもミズもヘンリーもいないから、というのはわかりますが、ここはコレだったかなーて思います。

3試合め。この試合が今PPVのベストマッチでしたね。クリスチャンvsコーディ。
実況のブッカーじゃないですが、コーディの可能性を感じさせる試合でした。こういう言い方は好きじゃないのですが、コーディてこんなに"気持ちのこもった"動きができるんだ、て感じましたね。これは発見。
このところ状態が良くなかったクリスチャンも完全に復調ですね。アクションそのものも、アクションとアクションのつなげ方もなめらか、かつここが見せ場だてところはしっかり見得が切れる。この試合がここまで良くなったのはもちろんクリスチャンの実力によるところが大きい。コーディひとりの手柄じゃありません。
終盤のキルスイッチ返してからスピアーでやられるまでの流れは素晴らしかったです。レッスルマニアの王座戦レベルだったと思いますよ。

4試合め。フェイタル4ウェイのタッグ戦。たくさんのスターを見られて嬉しかったです。こういう試合は1PPVに1試合は必要ですよね。
個人的にはタイソンをもうちょっと長く見たかったのですが、それでも今PPV唯一の「ホーリーシ!」を引き出したので良かったです。
ウーソズも良かったんじゃないでしょうか。入場のときあんまり盛り上がってなかったので、ちょっと心配だったんですが、途中、試合の動きの良さで厳しいNYCのお客さんを納得させてましたね。これは素晴らしい。
この中ではやっぱりタイソンが抜けていて、プリモがそれに続くレベル。その次はウーソズのふたりでしょう。今回はジェイのほうがのってましたね。
こういったハイレベルなスターたちに比べてタイタスとヤングはほんとうに厳しい。
プッシュされてますし、この試合にも勝利はしたのですが、正直なところこの面々に混じって出場するのもなんだかなレベル。はっきり言って観客もポカーンだったかなと思います。

5試合めはレイラvsベス。良かったんじゃないでしょうか。レイラはこういう方がいいですね。超かわいいし。

6試合め。シンカラvsうにこ。
うにこって今のロスターの中では巧いほうから数えたほうが早いくらいの名手だと思うのですが、相手が最下位帝王のシンカラだとこんな試合になっちゃうんですね。。。
とにかくシンカラは酷い。会場的にもトイレタイムになってしまってるみたいです。どうすりゃいいんでしょうね?

7試合め。WWE王座戦。パンクvsブライアンvsケインの三つ巴戦。
ケイン良かったと思いますよ。ただほかの2人に付き合いすぎな気もしました。ブライアンの試合っていいんですけどなんか足りないんですよね。ケインはその足りない部分を十分持ってるはずなのでもっとキャラ出していっても面白いと思いました。
パンクは相変わらず良いです。
この試合、一つ難癖をつけるとすると、脱落と復活の説得力が今ひとつだった、てとこですかね。もちろんこれは3人のレベルが高いからこその指摘です。

それにしてもAJがこんな形でブレイクするとは思いませんでした。
もともと試合の巧さはディーバの中でナタリヤと並んでトップクラスなので、こっち側でブレイクするのかと思いきやこれですか。
そういや以前はプリモともブチュ~てしてましたよね。そのあとホーンスワグル、ブライアン、ケインですか。なんともはや。

8試合め。ライバックvsジョバーふたりぐみ。
ライバック楽しみですね。日本に来てくれるのかな。
入場の後テーマ曲にあわせて顔を小刻みに上げ下げしてるライバックが最近のお気に入りです。

9試合め。シナvsビッグショーの金網戦。ローリナイティスとビンスが立会人です。
見せ場はいくつかあって、ビッグショーのエルボーとか、シナの体当たりが弾き返されるとことか、シナがビッグショーを担ぐとことかがそうだと思うのですが、それ以外の普通のところが良くなかったですね。シナちょっとやられすぎです。普段の放送では良い感じなのですが、PPVになるとなんか弱く作り過ぎな気がします。
ほかには途中のキングストンとかライリーとかが乱入するとこも納得いかなかったです。
最後レフェリーがいない中でシナが勝つというのもちょっとすっきりしなくて。
でもシナが勝ったからいいんでしょうか。シナが負けて、という展開を予想してたので、まあ良かったのかも。

てなわけで位置づけがはっきりしないPPVのNO WAY OUT、可もなく不可もなく終わりました。全体を通しての感想は特にありません。
決して満足してないわけじゃないです。不可じゃありませんでした。たまにはこういうPPVがあってもいいと思います。
昨日、あるセミナーで「広報・PRパーソンは広報・PRオタクになるべきじゃない」という話を聞いたということを書いたのですが、コレに関してもういちエントリ。

僕はこの言葉を「広報・PR業務の中で用いられる手法にこだわり過ぎるあまり、その本分を見失ってはいけない」というふうに解釈しました。これほんとにそう思います。というのも「見失ってるなー」てのを最近よく見かけるからです(笑)
て笑い事じゃない。

PR会社に勤めている僕が言うのもなんなのですが、PR会社の人が言う「話題」とか「トレンド」って言葉、ちょっとズレてると思いません?
「○○というアイテムが新聞に載っている。だから○○は話題になっている」
「▲▲は雑誌で取り上げられた。だから▲▲はトレンドだ」
みたいな言い方をするPRと会社の人って多くないですか?
いや、多くはないかもしれないですね。でもこういう人って結構いません?

最近、個人的にこういう物言いに複数出会って、それどうよ?と思ったので書いてみました。

PR会社にいる新聞に記事が載ること、雑誌に取りあげられること、が半ばオーダーのように求められます。
が、PR会社のクライアントにとって、それは中間指標のはず。PR会社のクライアントは多くの場合、新聞に記事が載ることや雑誌に取り上げられることを通して、その先にいる生活者との関係構築・継続コミュニケーションを求めているはずですよね。
PR会社に勤めている人はこれを忘れちゃダメだと思います。
クライアントにとってのコミュニケーションの相手≒生活者を全く無視してやれ雑誌だ、新聞だ、なんてPR会社、はっきり言ってお呼びじゃないです。

生活者がなんて言ってるか、そんなふうに感じるかなんてどうでもいい、新聞や雑誌に取りあげられることがすべて、みたいに考えているPR会社の人がいるとしたら、それはちょっとアレだな、と思うのです。
「これからは広報・PRの時代」みたいなことをよく聞くが、実際の現場ではどうなのだろう、と思った話です。

かく言う僕も「これからますます広報・PRの重要性が増す」みたいなことをそこかしこで言ったり書いたりしていて、そのこと自体は確信を持って言っているのですが、んじゃ「これからますます企業の広報・PRセクションの重要性が増す」かと言うとなんとも微妙だな、と思ったりします。
平たく言うと、広報・PRセクションが本来果たすべき「企業としての情報発信」という役割が別のセクションだったり新設のセクションの仕事になっているという状況があるんじゃないのかな、と思うのです。

企業コミュニケーションを取り巻く環境の変化は質量スピードいずれも凄まじい、なんてのは僕が広報・PRの仕事に携わって以来ずっと言われていることですが、企業の広報・PRセクションはその変化に対応できているでしょうか。本分である「企業としての情報発信」という役割を十分に果たせているでしょうか。

今日、あるセミナーで「広報・PRパーソンは広報・PRオタクになるべきじゃない」という話を聞いたのですが、企業の広報・PRセクションはその手法にこだわるあまり、「企業としての情報発信」という今特に必要とされている機能を果たせない組織になってしまってるんじゃないかと思うのです。
「リリースをしっかり作り、しっかり配信し、しっかり掲載を確保」というところにこだわりすぎて、それしかできない組織になっているのではないでしょうか。周りからも「広報・PRセクションはリリースのためだけの組織」と思われているのではないでしょうか。

もちろん、別の組織なり新しい組織が「企業の情報発信」という役割をきちんと果たせるのであれば何も問題はないと思います。
が、そこで広報・PRの専門セクションの出る幕がない、てのはなんとももったいない、と思うのです。
WWEの感想はWrestlemania28(レッスルマニア28)Extreme Rules2012(エクストリームルールズ2012)に続いて3回目なのですが、毎回プチ感想と言いながらとんでもない長文になってしまってます。
今回はほんとにプチ感想で。Over The Limit 2012(オーバーザリミット2012)です。

今回はいつもの♪デ~デ~デ~という映像はなく、いきなりバトルロイヤルの途中からでした。ちょっとびっくりしましたが、いきなりスレイターとかヨシタツとか見られてちょっと嬉しいです。
基本的に雑なバトルロイヤルなのですが、その中でもホーキンス、タイソンあたりはさすがの動きでしたね。意外に良かったのがマッキンタ、ライリー、ジミーウーソあたり。ジミーは最後落ちるときにミスった感じがしましたが(笑)それ以外は完璧だったと思います。あとミズは当たり前といえば当たり前ですが、このメンバーにまじるとちょっと格が違いますね。
反対に辛かったのがジャクソンとジンダーマハル、あと売り出し中のタイタス&ヤング。ジャクソンが辛いのは今に始まったことではないのですが、タイタス&ヤングは売り出し中なだけに厳しいですね。まあ緊張してたということなのかもしれませんが。ジンダーマハルについてはFCWのときの彼を知ってる分、こんなもんじゃないだろという感想です。
勝ったのはクリスチャンでしたが、状態悪そうでした。正直、ライリーやミズ、タイソンに見劣りしてたかな、と思います。

と、いきなり長文になりそうな雰囲気なので、飛ばせるところは飛ばして行きましょう。
最初のタッグチーム王座戦はジグラーが相変わらず最強で、トゥルースが相変わらず意味不明でした。
ただ、試合の流れを複雑にしすぎている気がしました。実質オープニングコンテストなのだからもう少しシンプルでいいと思います。
まあジグラーとスワガーが力を持て余しているということなのかも。

レイラとベスは、ちょっとだけ期待してたのですが、いまいちでした。まあ次の日のベス対ケリーに比べればハイレベルだとは思いますが(笑)。
それにしてもレイラの状態、良くなさそうですね。

続いての世界ヘビー級王座戦は、今PPVの俺的ベストマッチでした。
シェイマス、ランディ、ジェリコ、デル・リオのフェイタル4ウェイ戦でしたが、PPVの(ていうか最近の)4ウェイ戦って忙しくなりすぎて終盤息切れするか、攻めの手数が足りないうちに決着してしまうかのどちらかになりがちで、見る方も難しいなという印象があったのですが、この試合はそれを覆してくれた感じ。
ランディとジェリコという達人中の達人がリズムを作る中なので、デル・リオもシェイマスもそれにのってやりたいことをやれば良いという感じで、全体に安定感あったと思います。中盤ランディとジェリコが転落してる状況でのデル・リオvsシェイマスも、そのリズムの中でできた感じで良かったんじゃないですかね。
終盤、やはりと言うべきかこのところ大いに受けているジェリコのウォールを中心とした大技の攻防を持ってきましたが、ここでも4人の個性(というか持ち技)が光りましたね。実況のブッカーTが「今夜のジェリコはすごいぞ!」て言ってましたが、そのとおり、すごかった。キングは「最高に面白い展開だ!」て言ってましたが、そのとおり、面白かったです。

コーディーとクリスチャンのIC王座戦。クリスチャンの状態の悪さが目立ちました。コーディーは良かったと思います。
2ちゃんねるで「ビンスがシナの次の主役選びに入ってる」という情報を見ましたが、コーディーは有力候補ですね。今のところ彼の対抗馬として思い浮かぶのはマッキンタかFCWのセス・ローリンズくらいでしょうか。まあマッキンタについては米国人じゃないというのがなんとも不利ですがね。

ミズvsファンカサウルス。
ファンカサウルス、これはダメでしょう。首脳陣としても頭が痛いんじゃないですかね。
ミズのダンスは良かったと思います。途中AKB48の『フライングゲット』みたいな振りがありましたね(笑)。

ライバックvsカマーチョ。
カマーチョってハクの息子さんなんですってね。よく見たら顔がそっくりです。
ライバックはスキップ・シェフィールド時代から僕のお気に入りなんですが、この売り出し方にはちょっと疑問です。ソーシャルメディア時代の売り出し方じゃないと思います。ソーシャルメディア得意なWWEらしくない。何かあるとすぐに破綻するやり方だと思うのですが、丁寧に丁寧にやってほしいです。
去年のシン・カラのやっちゃい方がド派手な分、ファンカサウルス、テンサイのやっちゃい方が目立ってませんが、このふたりも普通に考えれば十分失敗の域。ライバックにはそうなってほしくないなあ。

WWE王座戦のCMパンクvsブライアンは、今PPVの問題作とでも言うべきでしょうか。おそらく絶賛の声が多いと思うのですが、僕は素直にほめることができないです。
当日になっていきなりふたりのマイナー団体時代からのからみの話が出てきましたが、こういうのってやるならちゃんとやる、やらないなら一切やらない、ほうがいいと思うのですよね。中途半端が一番良くない。今回はほんとに中途半端です。はっきり言ってそういうスポーティーな味付けとかいらないです。
試合もなんだか大会場向けじゃなかったですね。プロレスとしてハイレベルなのはわかるんですが。幸い、お客さんは盛り上がってたみたいなので良かったですが、一歩間違えるとなんだこりゃてな感じになってたと思います。
まあコレがホントのメイン戦じゃないから、てのはあると思います。うしろにシナが控えてるてのがあって、こういう試合というならまあアリかもしれません。
長い流れの中でパンク流の、ブライアン流のスポットを作ってペースダウン、ペースダウンの中から意外な動きでアクセントをつけて、、、みたいなのは流石で、世界最高峰の王座戦として十分なレベルなのですが、まあこのふたりなら当たり前にできるレベルだと思います。
そんな中で今回はパンクがちょっと遠慮してたというか、ブライアンがパンクの良さを引き出せなかったというか、そんな感じがしました。高い技術を持っていることがわかっているからこそこれよりもっと多くのものを望みたいです。

で、最後のシナvsローリナイティスですが、個人的にこういうのはあんまり好きじゃないんですね。
でも今回これがなければPPV全体が成り立たなかったというのも事実で、ある程度許容範囲なのかな、と思いました。
日本のプロレスファン的には「ジョニー・エース」が出て来なかったことにちょっとガッカリかもしれませんが(笑)

全体通して見て、MVPをひとり選ぶとするとジェリコかなって思います。次点でローリナイティスですね。
もっと頑張れって思ったのはブライアンとシナかな。
今回のブライアンの役回りをカート・アングルがやっていたら、、、シナの役回りをオースチンがやっていたら、、、ありえない妄想ですが、このふたりにはそこまでの高いレベルを望みたいです。

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