馬たちと騎手、関係者、そしてファンの声援に感動―第129回中山大障害から

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死ぬまでに一度は見ておかなければと思っていた中山大障害を見てきました。

僕の障害レースへの思い入れは「ケイティタイガーの思い出」のあたりで感じていただくとして、まず今回の感想から。

そりゃもう大感動でありました。

障害ファンにとって中山大障害は特別なレース。
ダービー、天皇賞と並ぶ日本競馬最高峰のレースです。

とは言え、現在、障害レースの人気は高くなく、一応ダービーや天皇賞と同格のGⅠ(正確にはJ・GⅠ)に格付けされているものの、他の多くのGⅠレースとは異なり、土曜日10レース(準メインレース)の開催。
観客もハッキリ言って多くありません。

僕はゴール手前50mあたりの最前列にかじりつき(実はこの場所は外ラチが邪魔で非常に見にくいのですが)、レースを今か今かと待ち構えていました。

周りには大学生くらいの年齢だと思われる若いファン、老夫婦、少し怖いお兄さんやカメラマニアなどがいたのですが、どの方も大障害をはじめてご覧になるようで、「スタートはどこから?」「何メートル走るの?」「どこをジャンプするの?」といった会話が聞こえてきます。

そしてファンファーレ。
あまり聞きなれないJ・GⅠのファンファーレには、大レースではおなじみとなっているはずの手拍子も起こらず、のんびりムード。

しかしこの穏やかな雰囲気はスタート直後に一変します。
16頭という多頭数(なんと明日の有馬記念よりも多い!)で飛越障害になだれ込み、大障害コースの坂を駆け下る迫力に、僕の周りのファンからも「すげえ!」「ハマる!」の声。

クライマックスは大竹柵。
中山大障害名物のこの障害の飛越のシーンでは僕も熱くなってしまい、思わず拍手。
その拍手につられるかのように、周りの方に拍手が広がっていきます(このシーンは今レースの一番の見せ場であり、スタンドからも大拍手がおきました)。

その後も、嘉堂信雄騎乗のメジロアービンの落馬シーンでは絶叫とため息、長い長い障害コースを終えて、最後の直線に入るシーンではどよめきのような喚声と、盛り上がりを見せたままレースは終了。

スタートから終始先頭でレースを支配した西谷誠騎乗のマルカラスカルが強い内容で勝利しました。
オグリキャップの(最近のファンにはメイショウサムソンのほうがおなじみですかね)瀬戸口勉厩舎所属。
瀬戸口勉調教師は来年2月に定年引退が決まっているそうですから、現役最後のダービーと中山大障害を両方制したってことになりますね。すごい!

レースも感動だったのですが、レース後のファンの方々の温かい言葉にも感動。
「見に来たかいがあった!」
「もう今日はこれで満足!」
「障害すげえ!」
「また障害見にきたいな。」
障害ファンとして、これらの言葉には少しじーんときました。

表彰式にも多くのファンがつめかけ、大拍手。
西谷騎手や瀬戸口調教師に大きな拍手が贈られる中、優勝生産者賞を受賞した社台ファームさんへの拍手が少なかった(プレゼンターとして登場した三沢光晴氏への拍手より少なかったような気が...)のはお約束なのでしょうか(笑)。
社台ファーム関係者のみなさんもおめでとうございました。

とにもかくにも、これはすばらしい体験となりました。
すばらしい収支にはなりませんでしたが(笑)。

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