2009年10月のエントリー 一覧

広告だから、記事だから、ではない話。

広告が見られなくなった、というのはよく聞きます。
ではパブリシティは見られているのでしょうか?

広告は見られてなくて、パブリシティが見られている、ということは決してないと僕は思いますね。
特にウェブなんかではそうでしょうね。

ウェブではプレスリリース丸写しの記事なんかが「ニュース」として掲載されているかと思えば、ちょっと気になるデータや占いなんかが「広告企画」として掲載されていたりすることが多いような気がします。
これ、どちらのほうが多くの人にメッセージを届けられるでしょうね。

例を挙げます。
「○×株式会社よりひざかけが新発売」
という見出しのニュース記事(パブリシティ)と、
「寒くなるこれからの季節。あなたの冷え性レベルをチェック」
という広告企画、どちらがよりクリックされるでしょうか?

パブリシティを生業とするPRパーソンにとって
「広告のように企業から直接伝えるのではなく、編集と言う第三者の目を通して書かれたパブリシティ記事は、より信頼性が高く、多くの人に接触されるのです」
というのは切り札的台詞です。
しかしながら、最近はそうでもないケースが増えてきたように思います。

大切なのは多くの人に接触されるようなコンテンツをつくる、というところではないでしょうか。
多くの人に好まれるようなコンテンツさえ作れていれば、それが広告だとか記事だとかそういうのは関係ないのではないでしょうか。

これはウェブだけではなくテレビとかにも言えることだと思います。
多くの人に好まれるコンテンツさえ作れていれば、広告のメッセージは十分に視聴者に届くと思います。
コマーシャルを早送りしてる最中でも「♪噛むとふにゃんふにゃんふにゃんにゃにゃんふにゃん~」が一瞬出てくると、早送りボタンを止めて見てしまいますものね。
逆に番組の中で見るに耐えないようなパブリシティが出てきてうんざりすることもあります。

CMだからウザいと思われる、番組だからウザいと思われない、ということでなく、コンテンツがウザいと思われるか、おもしろいと思われるかということなんだと思います。
そう言えば何年か前に「テレビCMを見ましょう」というCMがありましたが、あんなことをやらなくてもおもしろいCMはちゃんと届いてると思います(※)。

逆にウザいパブリシティは視聴者に届かない、というのも気に留めておくべきだと思います。


(※)
その「テレビCMを見ましょう」というCMは、コンテンツが実にウザかったという記憶があります。
おもしろくないギャグを言って「笑え!」と強要したり、視聴者を見下したような鼻歌を歌ったりするキャラクターがとにかく不評で、2ちゃんねるの実況とかでもボコボコに叩かれてましたっけ。「CMのウザさの象徴」みたいな感じで。
にもかかわらずそのCMが賞を獲ったりとかして、なんだかさむい内輪盛り上がりだなあと思った記憶があります。
フィッツのCFで佐藤健(仮面ライダー電王の主役)と一緒に踊っているのは山本ひかる(仮面ライダーWのヒロイン)、と。
大事なことなのでブログにも書きました。

『ディケイド』のこと『W』のこと。

  • 更新日:
  • 仮面ライダー
今日まで「あのディケイドのラスト」のことやら、『仮面ライダーW』のことを一切書いていないのですが、この辺でちょっとだけ書いておくことにします。

「あのラスト」はともかく、『ディケイド』はとても楽しめた番組でした。平成ライダーの中でも屈指の面白さだったと思います。
この週末『ディケイド』を最初から全部見返してみたのですが、一気にまとめて見てもやっぱり面白いです。
特 に「シンケンジャー」が出てくるところなんかとてもよかったと思います。こういうとりとめのない感じが『ディケイド』の魅力だったのでしょうね。逆に最初 のほうの平成ライダーの世界をめぐる感じのところはなんだか綺麗にまとまりすぎていて、今思えば『ディケイド』っぽくないかもです。第1回~キバの世界あ たりまでは正直面白くないですし。

で、『W』なのですが、今のところこれといった感想はありません。あえて言うならば「やっぱり三条陸は一流の脚本家だな~」てことくらいでしょうか。
一流の脚本家が丁寧に、破綻のないように描いているので、綺麗にまとまっていると思います。
そ れにくらべ、『ディケイド』終盤を手がけた米村さんは(二流以下だとは思わないのですが)、三条陸さんとはタイプが違うと思いますね。三条陸さんは丁寧に 計算して話を作る感じ、米村さんはその場の思いつきで話を作る感じ。三条陸さんは一度書いてみた後で何度も見直してる感じ、米村さんはたぶん一度勢いで書 いてしまったものを見かえしたりはしないタイプだと思います(あくまで想像)。
三条陸さんのそんなところが『W』の良さに出ていて、米村さんのそんなところが『ディケイド』終盤の良さに出ていると思います。

最後に『ディケイド』の最終回について。
「史上最低」という声も多いようですが、自分的には平成ライダー10年の総決算としてああいうのもいいかな、と思ってます。
平成ライダーと言えば、とにかく綺麗に終わらない、終わった後すっきりしない、というのが定番になっていますが、そういう平成ライダーのまとめとして、ああいう最低な終わり方はパロディとしても「らしい」と思います。良いと思います。
ただ、テレビ番組の終わり方としては最低です。

『W』から仮面ライダーの最終回が8月になるので、スポンサー様からの「(最終回3回前の)クリスマス商戦を乗り切るためにその頃までは話をまとめないように」という要望もなくなり、綺麗に終わるようになるのではないでしょうか。三条陸だし。

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