Wrestlemania28プチ感想。正直「うーん。。。」

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期待が大きかったぶん、長く待ったぶんなのか、正直「うーん。。。」て感じです。

特にこの大会の目玉、シナvsロックに関しては、かなり厳しい内容だったと思います。
昨年のサバイバーシリーズでのロックのコンディションがいまいちだったため、今回のロックにも期待はできないなという覚悟はあったのですが、はっきりそれを下回る出来だったんじゃないかと思います。ロックはこのあとに"本業"の撮影がありますから、大きな受けを取ることができないことはわかっていましたし、シナもそこに気を遣わざるを得なかったとは思うのですが、というか実際に気の毒なくらい気を遣っていたと思うのですが、それにしてもなんと言うかでしたね。
序盤からなかなか手が合わなくって、これは多少の演出もあったと思うのですが、大人と子供の喧嘩みたいに見えてしまった部分があります。個人的にはここで冷めてしまいました。ロックの受けのもっさりした感じにシナが明らかにヒマを持て余してる時間があって、でもそれがふたりの実力差、みたいに見せ切れないもどかしさがありました。
ロックが大きく受けられない分、シナもそれにあわせた受けをしていたと思うのですが、それが中盤以降のリズムを明らかに崩していたと思います。ロックが受けられないからシナの攻めが単発でもっさりしたものになる、シナもそれに合わせてもっさり受ける、て具合になるのでもっさり感が2倍になってしまってました。
でも終盤なんとかぎりぎり観客をのせることはできたあたりはさすがですね。これがシナだけの手柄なのか、それともふたりの手柄なのかはわかりませんが。

先月くらいにCMパンクがツイッタかなんかで「レッスルマニアは毎週出てる奴のための祭典であるべき」みたいなことを言ってたそうで、僕もそれには100%同意だったのですが、ロックは悪い意味でこのCMパンクの考えの正しさを証明してしまったようですね。

で、このレッスルマニアにはもう1試合目玉があって、こちらもまた「毎週は出てない奴」らの試合だったのですが、こちらはどっこいすごく良かったと思います。
トリプルHvsアンダーテイカー。レフェリーはショーン・マイケルズ。
試合そのものも好試合でしたが、これは多分ほかのブログとか2ちゃんねるとかでさんざん評価されると思うので、僕はちょっと違った側面からこの試合をレビューしたいと思います。
この試合の「毎週出てない」ふたり、はっきり言ってコンディションは悪かったと思います。特にアンダーテイカーのコンディションはここ数年でぶっちぎりに悪かったんじゃないでしょうか。でもそれをあまり感じさせない内容だったと思います。これはひとえにトリプルHが試合を全部引き受けてくれたからでしょうね。
プロレスの試合をつくるところは全部トリプルHがやってたんじゃないでしょうか。これはトリプルHさすがです。
でもこういうタイプの試合って、普通ふたりでやるところをひとりでやっちゃうもんでバランス悪くなりがちなんですね。シナvsロックの序盤とかがまさにそうだったと思うんですが。でもそうなってない。これはアンダーテイカーさすがです。たぶんアンダーテイカーはどうやっても自分の攻めのパターンや表現が狭くなってしまうことを自覚していて、その上でトリプルHに全部まかせつつ「アンダーテイカーってこうだよね」みたいなキャラクターの表現に終始していたような気がします。
まあこれは僕の妄想というか考え過ぎかもしれませんが、とにかくこの試合は良かったです。CMパンクのツイッタでの批判に対するひとつの答えになってたと思います。

プチ感想と言いながらどんどん長くなってますが、んじゃそのCMパンクはどうだったのよ、という話。
CMパンクはイベント終盤でジェリコを相手にWWE王座戦。
CMパンクって、相手を選ぶところがなくはないものの、基本的にやる試合は全部いい試合にまとめますし、対するジェリコはこれはもう名人なので、へんちくりんな試合にならないことは前からわかってたのですが、ただひとつ、ジェリコのコンディションだけが心配でした。ジェリコ、若く見えますけど、世代的にはロックより上、トリプルH、アンダーテイカーと同じくらいですからね。
で、この心配は的中してしまったように思います。
序盤、ジェリコがいろいろせこいことをして反則勝ちを手に入れようとする(この試合、反則でも王座移動というルールでした)のはまあお約束としても、中盤、明らかにへたっていた(終盤に向けてのスタミナ温存?)と思います。
ただ、このふたりがやはり一流なのはジェリコがへたっていた状態でも試合としてはダレなかったこと。中盤は、両方ともが意識的になのか受けの見せ方を派手にして、単発の攻撃威力の表現をすることに成功していたと思います。でかい会場だったので、終始盛り上がりっぱなしという具合には行かなかった中盤ですが、決して観客の集中力が切れていたわけではないと思います。
で、終盤はこってり風味の味付け。「思わぬ」体勢から「いつもの」必殺技に入る攻防(両者とも)を連続して見せるあたりは見事と言うほかないですね。観客も沸きまくり。CMパンクにはGTS、ジェリコにはコードブレイカーという当身系の必殺技もあるのですが、あえてそこを使わず(使ってたけど)アナコンダバイスとウォールという粘っこい必殺技の方をメインで使うあたりは観客と両者のコミュニケーションの結果、ということなのでしょうかね。このあたりは本当に盛り上がった。レッスルマニアの王座戦かくあるべし、というような内容でした。
2回目(だったかな?)のウォールでロープ寸前まで行ったのに引きずって中央に戻してウワアーというポイントが、個人的に今回のレッスルマニアで一番心に染み入った部分です。

せっかくなので他の試合も。

ブライアンとシェイマスの王座戦は18秒決着。緒戦だったこともあり、リズムに乗せるためこうしたのでしょうし、僕も見ていてその時はいいリズムだと思ったのですが、シナvsロックほかの試合がこんな感じになったことを考えると、もう少しあとの順番でしっかりやっても良かったんじゃないかと思います。

ランディvsケイン。悪くなかったけど抜群に良くはなかったかな。大舞台で緊張とかそういうのがこのレベルのふたりにあるのかはわかりませんが(多分ない)、ちょっとシリーズシリーズがしつこかったかもしれませんね。

コーディvsビッグショー。ビッグショー頑張ってましたが、普通の試合でした。コーディはミステリオとやってもビッグショーとやっても安定して自分のカラーを出せますね。近い将来が楽しみです。間違いなく数年後のレッスルマニアで主役はることになると思います。思えば大昔のロックがそうでした。
でもこの試合を最初にして18秒でも良かったような気が・・・。

チームジョニーvsチームテディ。CMパンク言うところの「毎週出てる奴ら」による6vs6チーム戦。ジグラーとかミズとか、この1年間獅子奮迅の活躍をしてきたのにこの扱いはちょっとひどいですね。CMパンクの言うこともわかる。
で、試合は、試合としてはともかく、個人個人の動きという点ではみんなしっかり仕事してました。ジグラーの鉄柱に頭ぶつけるムーブも「祭典バージョン」なのか気合入ってましたね。相変わらず素晴らしかったです。ミズも安定して良かったですね。サンティーノも安心して見てられました。この前のエリミネーション・チェンバーからですかね、風格も出てきましたよね。良かったのはこの3人かな。スワガーとヘンリーは物足りなかったです。他の人たちは普通でした。

かなり長くなってしまいましたね。
まとめです。
シナvsロックが返す返すも残念です。
2回見たのですが、シナvsロックが始まる直前、CMパンクが勝ったところで終わってれば爽快感のある番組で終わったような気がします。
ディーバ戦含めて8試合あったのですが、いいなと思えたのがCMパンクvsジェリコ、トリプルHvsアンダーテイカーの2試合だけというのはちょっと。。。
あと、毎週見てる身からすれば、やっぱりジグラーとかをもっと長く、いいところで見たかったです。ないものねだりになりますが、怪我で出られなかったバレットとか、クリスチャンとかアルベルトデルリオとかも見たかったです。
全体の感想はやっぱり「うーん。。。」です。毎週出てない奴らの祭典は、毎週見てない人のものなんですかね。ちょっと寂しかったです。

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