企業の広報・PRセクションは「企業としての情報発信」という役割を十分に果たせているのか、という話。

「これからは広報・PRの時代」みたいなことをよく聞くが、実際の現場ではどうなのだろう、と思った話です。

かく言う僕も「これからますます広報・PRの重要性が増す」みたいなことをそこかしこで言ったり書いたりしていて、そのこと自体は確信を持って言っているのですが、んじゃ「これからますます企業の広報・PRセクションの重要性が増す」かと言うとなんとも微妙だな、と思ったりします。
平たく言うと、広報・PRセクションが本来果たすべき「企業としての情報発信」という役割が別のセクションだったり新設のセクションの仕事になっているという状況があるんじゃないのかな、と思うのです。

企業コミュニケーションを取り巻く環境の変化は質量スピードいずれも凄まじい、なんてのは僕が広報・PRの仕事に携わって以来ずっと言われていることですが、企業の広報・PRセクションはその変化に対応できているでしょうか。本分である「企業としての情報発信」という役割を十分に果たせているでしょうか。

今日、あるセミナーで「広報・PRパーソンは広報・PRオタクになるべきじゃない」という話を聞いたのですが、企業の広報・PRセクションはその手法にこだわるあまり、「企業としての情報発信」という今特に必要とされている機能を果たせない組織になってしまってるんじゃないかと思うのです。
「リリースをしっかり作り、しっかり配信し、しっかり掲載を確保」というところにこだわりすぎて、それしかできない組織になっているのではないでしょうか。周りからも「広報・PRセクションはリリースのためだけの組織」と思われているのではないでしょうか。

もちろん、別の組織なり新しい組織が「企業の情報発信」という役割をきちんと果たせるのであれば何も問題はないと思います。
が、そこで広報・PRの専門セクションの出る幕がない、てのはなんとももったいない、と思うのです。

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