クールビズの話。

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  • 世の中のこと
ものすごく暑いですね。これが当分続くのかと思うとうんざりします。
そんな暑い日にクールビズの話を。

クールビズとは、ノー上着ノーネクタイに代表されるオフィスカジュアルを積極的に導入することによって、背広にネクタイというスタイル、いわばオフィスフォーマルと言うようなものの弊害であった環境負荷や電力消費増加を回避しようという試みのことです。
つまりクールビズとはオフィスフォーマルの弊害を積極的に認めた上で、オフィスカジュアルを「正装」と位置付けるという取り組みと言えるでしょう。
ですから、クールビズにおいては「オフィスカジュアルこそ望ましい姿で、オフィスフォーマルはビジネス上ふさわしくない」という考え方が支持されるということになります。

ところが。

にもかかわらず、クールビズについて「本来はオフィスフォーマルが望ましいが、例外的にオフィスカジュアルを認める」ものなのだという勘違いが稀に見られます。
クールビズにおいて「正装」と見なされるべきはずのオフィスカジュアルを「暑いから仕方なくやっているだらしない格好」と位置づけ、本来「ふさわしくない格好」とされるべきはずのオフィスフォーマルについて「暑い中でもちゃんとした格好をしていて素晴らしい」と評してしまうような勘違いですね。クールビズではオフィスフォーマルこそ「環境負荷や電力消費増加について無頓着な、だらしない格好」となるはずなのに。

この勘違いが大手を振って歩くようになると、正装であるオフィスカジュアルについて、その範囲の議論、つまりどういったスタイルがオフィスカジュアルとして相応しいかの議論を、どこまでがオフィスにおいてだらしないとされる格好なのかの議論を混同してしまったり、社会通念上オフィスカジュアルとして適当であるとされるスタイルについて「本来正しいオフィスフォーマルとはかけ離れている」と言った理由で好ましくないとしてしまったり、いろいろ恥ずかしい勘違い連鎖を生んでしまいます。
クールビズの本分であり目的である環境負荷と高電力消費の回避を無視して、だらしないオフィスフォーマルへの揺り戻しを起こしたりもしてしまうでしょう。

クールビズと、その本分について正しく理解しておきたいですよね。

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