昨晩、仕事を終えて夜中までやってる飲食店で食事をしていると、レガシーメディアの広告営業関係者と思しき人たちが近くのテーブルに陣取って、レガシーメディアの広告談義をしていました。
いわく、ネット広告はダメで、レガシーメディアの広告は安泰なのだとか。ちょっと興味があったので、どういう理由でそうなのか、耳を澄ませて聞いていると、どうやらネット広告ではレガシーメディア広告に比べてモノが売れないのだというような話。
ますます興味がでてきました。これはひょっとしたらレガシーメディア広告のCVR的な話が聞けるのではないかと、さらに耳を澄ませると、企業はネットみたいにくだらない書き込みばかりが掲載されている枠には広告は出せないからモノは売れないのだとのこと。

・・・いやいやいや!ちょっとまってくれよ!!!

その後もちょっとだけ話を聞いていたのですが、どうもCVRとかそういう概念を知らずに「ネット広告はレガシーメディア広告に比べてモノが売れない」という話をしている様子。
この人たちは、クライアントにCVR的なものを聞かれた時にも同じように答えるのでしょうか?

というわけでどうにもすっきりしない感じなのですが、こんなくだらない話の中からでもちょっとだけ気づけることがありました。

業界でよく聞くようになった「戦略PR」も、上のレガシーメディア広告と同じように提案されていないか、ということです。
CVRとかそういう概念を知らずに、「戦略PR」でモノは売れる!と言い切ってクライアントに提案しているPR関係者も多いんじゃないのか、という畏れというか疑念というか、そういうのも感じました。

「戦略PR」のCVRをはっきりさせろという話ではもちろんありません。
「戦略PR」と「モノが売れる」を関連づけるのであれば、この世のどこかにCVR的な物の見方があることぐらいは知っておかなきゃならないんじゃないの か、CVRが大きな指標となる価値観があると知った上で「戦略PR」の役割を考え、説明できるようにならなきゃいけないんじゃないのか、そんなようなこと を思いました。