世の中のこと 一覧

天理の旅。

天理教の施設は信者じゃなくても利用できるという話を聞いていたのですが、これ、どうも表現が正確ではありませんでした。
調べてみると、天理教というのは入会の手続きとかそういうのはなくて、信者とか信者でないとか、そういう区別はあんまりつけないみたいなのです。
そういう区別がないから、施設は誰でも使えるということのようです。
1日中天理の街を歩き回って、神殿も見学して、信者の方々に親切にしてもらいました。そのとき、心の片隅で「僕は信者じゃないのにもうしわけないなー」と思っていたのですが、信者だとかそうでないとか考えていたのはこちらだけだったというわけですね。

信仰というのがどういうものなのか、あらためて考えさせられます。
僕はお正月には神社に行ってお賽銭を投げ、結婚式には賛美歌を歌い、お葬式には数珠を持っていく、おそらく日本では多数派と言える宗教観を持っていて、そ れは多分今後も変わらないんでしょうけれども、であるがゆえに信仰心というものに頑なな部分があるんじゃないかなーと思いました。

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「誰の代弁者でもない朝日新聞」はありうるか???

ヘアサロン()で朝日新聞号外縮刷版を見ていて思ったこと。
これだけを見て思ったことなので、これから書くことがそうではない可能性が大いにあるいう前提で。

昭和16年頃までの朝日新聞号外は誰の代弁者でもなく、乃木大将の殉死なら乃木大将の殉死、米騒動なら米騒動を伝えるだけの機能しか持っていなかったように読めます。が、昭和16年以降の朝日新聞号外の記事からは、それが誰かの言葉を代弁しているような印象を受けてしまいます。
その誰かというのは、戦中は大本営であり、戦後は大本営らしきものの反対側にあるもの≒「市民」なのかもしれません。
この部分の揺らぎについて、朝日新聞はしばしば批判されますが、昭和16年以前の朝日新聞号外を見ると、そういった揺らぎはあるにせよ、昭和16年以降は「誰かの代弁者たる朝日新聞」としての姿勢は一貫しているように読めます。

と、ここで気になるのが、新聞のいろいろがうまくいっていないらしい中で、「誰の代弁者でもない朝日新聞」という昭和16年以降には放棄されてきた朝日新聞の姿勢が、平成26年の今、可能性として有りうるのかどうなのかということなのです。

この考察が正しいかどうかは全然わからないのですが、どうなんでしょ、実際には。
「すべからく」は「すべての」という意味ではないし、「こそく」は「こそこそした」という意味ではない。
よく似てるからよく間違って使われますよね。
連日の議論から何も見いだせなかった経営陣のヒントになったのは「いま自分たち経営陣が全員辞め、新たな経営者がインテルの舵取りをするとしたらどのよう な決断を下すのか?」という発想法だそう。この発想法からDRAM事業撤退という判断を生み出したとする話なのですが。。。

が、この話をそっくり真似するのは難しいような気がします。
僕が知っている限り、このような状況に陥っているリーダーはたいてい内弁慶をこじらせているので、自分に代わる「新たなリーダー」が自分のこれまでの思考とまったく違う思考でまったく違う結論を導き出すことが想像できないような気がします。
その状況に陥ったときにそういった発想法で自分のこれまでの思考とまったく違う結論を導き出せるような人は、そもそもそういった状況に陥る前になんらかの試行錯誤をして、状況に少なからず変化を投入しているような気がします。

火打ち石か?eメールか?

火打石が使えるかどうかで生死が決まる時代があった。だからその時代においては火打石のスキルは生きていくために必須のスキルだった。
今は火打石が使えるかどうかは生死に大きく影響を与えない。だから火打石の使い方は生きていくのに必須のスキルではない。
火打石の使い方を必須のスキルだと教わった我々が、今の若い世代に真っ先に伝えるべきは火打石のスキルだろうか、それともeメールのスキルだろうか。

誤解されやすい身の上の話。

まあそういうわけで、僕が身の上話をすると大抵誤解が生まれて、その誤解を解くのに結構骨が折れたりするのです。
・WWEが好きだと言うと、格闘技の話をされる。
を皮切りに、例えば

・浦安に住んでいると言うと、ネズミやアヒルの国に無料で入れると思われる。
・職場が築地だと言うと、まぐろの話になる。
・ゲームの会社にいたと言うと、ゲームプログラミングができる人だと思われる。
・大阪生まれだと言うと、阪神ファンだと思われる。
・フォークダンスをしていたと言うと、「オクラホマミキサー」という見たことも聞いたこともない何物かの名前を出される。
・ジャーナリスト教育センターをやっているのだと言うと、政治とカネの話をされる。

この辺まではわからなくもないのですが、

・ウェブに関わる仕事をしていると言うと、アニメに詳しいと思われる。
・宇宙に興味があると言うと、アポロ計画捏造論者だと思われる。
・原稿の締め切りが近づいていると言うと、「毎回トリックを考えるの大変でしょう」みたいなことを言われる。

などということもたまにあり、まったく何をどうすればよいのやら。

「古いものの良さ」はいかにして伝承されるか?

古いものの良いところを継承しつつ新しいものを取り入れる、という考え方はしないようにしています。
この考え方でスタートすると「継承」の目的化という事態に陥りがちだから。
古いものの良さてのは、課題解決のためにいま必要なものをゼロから考え、再構築した結果、それでもなおそこに残っているもののことで、誰かの思惑で残されるようなものでは決してないんじゃないかなと思うのです。

博覧強記と進歩の話。

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  • 世の中のこと
多分人間は頭のなかに入っていることを頭の外に記録することで進歩してきたんだと思います。

もちろん、最低限のことは頭のなかに残しとかないと何も生み出せない頭になってしまうんだろうけど、外に記録されているものを頭のなかに詰め込むというのは基本的には進歩と逆の営みである気がします。

僕が総理大臣を務める方に望むのは外に記録すれば良いことを暗記し、クイズを出されたときに素早く答えられる能力ではなく、頭のなかから多くの人を導けるアイデアを出し、実行し、進歩につなげる能力です。

米国の銃規制の話。

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  • 世の中のこと
もともと銃が厳しく規制されている日本に住む身にとっては「なんでそんなことに時間がかかるんだ。さっさとやめれば良いのに」と一瞬そう思ってしまいますが、実はこれは非常に難しい問題。
現に今隣に住んでいるやつは銃を持っている。てな状態で「明日から全員でやめましょう」て言ってもそれを誰が保証してくれるのか。撃たれてからでは遅いですからね。もし自分だけが銃を放棄したとして、そのあとに銃口を向けられたらと考えると。。。
で、ここからは宣伝なのですが、僕がやってるパブリックリレーションズというのはこういう状況で効果を発揮する考え方なのです。
銃規制などなどでお悩みの大統領の方、その他同様のお悩みをお持ちの方はぜひお声がけください。

クールビズの話。

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  • 世の中のこと
ものすごく暑いですね。これが当分続くのかと思うとうんざりします。
そんな暑い日にクールビズの話を。

クールビズとは、ノー上着ノーネクタイに代表されるオフィスカジュアルを積極的に導入することによって、背広にネクタイというスタイル、いわばオフィスフォーマルと言うようなものの弊害であった環境負荷や電力消費増加を回避しようという試みのことです。
つまりクールビズとはオフィスフォーマルの弊害を積極的に認めた上で、オフィスカジュアルを「正装」と位置付けるという取り組みと言えるでしょう。
ですから、クールビズにおいては「オフィスカジュアルこそ望ましい姿で、オフィスフォーマルはビジネス上ふさわしくない」という考え方が支持されるということになります。

ところが。

にもかかわらず、クールビズについて「本来はオフィスフォーマルが望ましいが、例外的にオフィスカジュアルを認める」ものなのだという勘違いが稀に見られます。
クールビズにおいて「正装」と見なされるべきはずのオフィスカジュアルを「暑いから仕方なくやっているだらしない格好」と位置づけ、本来「ふさわしくない格好」とされるべきはずのオフィスフォーマルについて「暑い中でもちゃんとした格好をしていて素晴らしい」と評してしまうような勘違いですね。クールビズではオフィスフォーマルこそ「環境負荷や電力消費増加について無頓着な、だらしない格好」となるはずなのに。

この勘違いが大手を振って歩くようになると、正装であるオフィスカジュアルについて、その範囲の議論、つまりどういったスタイルがオフィスカジュアルとして相応しいかの議論を、どこまでがオフィスにおいてだらしないとされる格好なのかの議論を混同してしまったり、社会通念上オフィスカジュアルとして適当であるとされるスタイルについて「本来正しいオフィスフォーマルとはかけ離れている」と言った理由で好ましくないとしてしまったり、いろいろ恥ずかしい勘違い連鎖を生んでしまいます。
クールビズの本分であり目的である環境負荷と高電力消費の回避を無視して、だらしないオフィスフォーマルへの揺り戻しを起こしたりもしてしまうでしょう。

クールビズと、その本分について正しく理解しておきたいですよね。

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